강아지똥  こいぬのうんち (直訳)

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               강아지똥  こいぬのうんち

 

                                   글        권정생   文 クォン・ジョンセン

                                   그림    정승각   絵  チョン・スンガク

 

돌이네 흰둥이가 똥을 눴어요.

トリさんちのシロが うんちをしました。

골목길 담 밑 구석 쪽이에요.

路地の屏の下の隅っこの方です。

흰둥이는 조그만 강아지니까 강아지똥이에요.

シロは小さい子犬なのでこいぬのうんちです。

 

날아가던 참세 한 마리가 보더니

飛んでいたスズメが見ていたと思ったら

강아지똥 곁에 내려앉아 콕콕 쪼면서

こいぬのうんちの側に降りて座り ツンツンついばんで

“ 똥! 똥! 에그, 더러워...... ” 하면서 날아가 버렸어요.

 「うんち!うんち!やれやれ、汚ったね~」 と 言いながら飛び去ってしまいました。

 

“ 뭐야! 내가 똥이라고? 더럽다고? ”

「何だって!ボクがうんちだって?汚いんだって?」

강아지똥은 화가 나고 서러워서 눈물이 나왔어요.

こいぬのうんちは 腹が立つやら悲しいやらで涙が出ました。

 

바로 저만치 소달구지 바퀴 자국에서 뒹굴구 있던 흙덩이가 곁눈질로 흘끔 쳐다보고 빙긋 웃었어요.

すぐ側の少し離れたところで 牛車の車輪の跡に寝転がっていた土塊(つちくれ)が よそ見をしながら ちらっと見上げてニヤニヤ笑いました。

“ 뭣 땜에 웃니, 넌? ”

「おまえ 何のために笑うの?」

강아지똥이 화가 나서 대들 듯이 물었어요.

こいぬのうんちは 腹が立って 立ち向かうように尋ねました。

“ 똥을 똥이라 않고 그럼 뭐라 부르니?

「うんちをうんちだと言わないで何て呼ぶ?

넌 똥 중에서도 가장 더러운 개똥이야! ”

おまえは うんちの中でも一番汚い犬のうんちだ!」 

강아지똥은 그만“ 으앙! ”울음을 터뜨려 버렸어요.

こいぬのうんちは とうとう「わーん!」 泣きわめいてしまいました。

 

한참이 지났어요.

しばらく経ちました。

“ 강아지똥아, 내가 잘못했어. 그만, 울지마 ”

「こいぬのうんちくん、オレが悪かった。もう泣くな」

흙덩이가 정덥게 강아지똥을 달래었어요.

土塊が 親しげに子犬のうんちをなだめました。

“ ・・・・・・ ”

「・・・・・・」

“ 정말은 내가 너보다 더 흉측하고 더러울지 몰라・・・ ”

「本当は オレが君よりもっと見苦しくて汚いかも知れない・・・」

흙덩이가 얘기를 시작하자 강아지똥도 어느세 울음을 그치고 귀를 기울였어요.

土塊が 話をはじめると 子犬のうんちもいつの間にか泣くのをやめて 耳を傾けました。

 

“ ・・・・・・본래 나는 저어쪽 산비탈 밭에서 곡식도 가꾸고 채소도 키웠지.

「・・・・・・もともと オレは あーっちの山の斜面の畑で穀物も作って 野菜も育ててたんだよ。

여름엔 보랏빛 하얀빛 감자꽃도 피우고・・・ ”

夏には 紫色 白色のジャガイモの花を咲かせて・・・」

“ 그런데 왜 여기 와서 뒹굴고 있니? ” 강아지동이 물었어요.

「だけど 何故ここに来て寝転がっているの?」 こいぬのうんちが尋ねました。

 

“ 내가 아주 나쁜 짓을 했거든. 지난 여름, 비가 내리지 않고 가뭄이 무척 심했지. 그때 내가 키우던 아기 고추를 끝까지 살리지 못하고 죽게 해 버렸단다. ”

「オレが とても悪いことをしたんだ。去年の夏、雨が降らなくて 日照りがとても酷かったんだ。その時 オレが育てていた赤ちゃん唐辛子を 最後まで救うことが出来なくて死なせてしまったんだ。」

“ 어머나! 가여워라. ”

「えぇ~っ!可哀想だなあ。」

“ 그래서 이렇게 벌을 받아 달구지에 실려 오다 떨어진 거야. 난 이제 끝장이야. ”

「だから こうして罰を受けて 荷車に乗せられて来ていて落ちたんだよ。オレはもうおしまいだ。」

그때 저쪽에서 소달구지가 덜컹거리며 오더니 갑자기 멈추었아요.

その時 あちらの方から牛車がガタガタしながら来て 突然止まりました。

 

“ 아니, 이건 우리 밭 흙이잖아? 어제 싣고 오다가 떨어뜨린 모양이군. 도로 밭에다 갖다 놓아야지. ”

「あれ、これはうちの畑の土塊じゃないか? 昨日 積んで来た途中で落としたんだな。 元の畑に持って行って置かないと。」

소달구지 아저씨는 흙덩이를 소중하게 주워 담았어요.

 牛車のおじさんは 土塊を大事に拾って入れました。

 

소달구지가 흙덩이를 싣고 가 버리자 강아지똥 혼자 남았어요.

牛車が 土塊を乗せて行ってしまうと こいぬのうんちはひとり残りました。 

 

“ 난 더러운 똥인데, 어떻게 착하게 살 수 있을까?

「ボクは 汚いうんちなんだけど、どうしたらちゃんと生きていけるんだろう?

아무짝에도 쓸 수 없을 텐데・・・・・・ ”

 どこにいても役に立たないはずなんだけど・・・・・・」

강아지똥은 쓸쓸하게 혼자서 중얼거렸어요.

こいぬのうんちは 寂しくひとりでブツブツつぶやきました。

 

겨울이 가고 봄이 왔어요.

 冬が過ぎ春が来ました。

어미닭 한 마리가 병아리 열두 마리를 데리고 지나다가 강아지똥을 들여다봤어요.

1匹の母鶏が12匹の ヒヨコを連れて通りがかると こいぬのうんちをのぞき込みました。

“ 암만 봐도 먹을 만한 건 아무것도 없어. 모두 찌꺼기뿐이야. ”

「いくら見ても 食べるものは何もない。みなカスだけだ。」

어미닭이 고개를 절레절레 흔들며 그냥 가 버렸어요.

母鶏が 頭をフリフリ揺らしながらそのまま行ってしまいました。

 

보슬보슬 봄비가 내렸어요.

しとしと 春の雨が降りました。

강아지똥 앞에 파란 민들레 싹이 돋아났어요.

こいぬのうんちの前に青色のタンポポの芽が出てきました。

“ 너는 뭐니? ”강아지똥이 물었어요.

「君は だあれ?」 こいぬのうんちが尋ねました。

“ 난 예쁜 꽃을 피우는 민들레야. ”

「私は きれいな花を咲かすタンポポよ。」

 

“ 얼마만큼 예쁘니?  하늘의 별만큼 고우니? ”

「どれくらいきれいなの? 空の星くらい美しいの?」

“ 그래, 방실방실 빛니. ”

「そうよ、ニコニコ輝いて。」

“ 어떻게 그렇게 예쁜 꽃을 피우니? ”

「どうすれば そんなにきれいな花を咲かすの?」

“ 그건,  하느님이 비를 내려 주시고,  따뜻한 햇볕을 쬐어 주시기 때문이야. ”

「それはね、神様が 雨を降らせて下さり、暖かい日光を浴びさせて下さるからよ。」

“ 그래애・・・・・・ 그렇구나・・・・・・ ”

「そう・・・・・・そうなんだ・・・・・・」

강아지똥은 민들레가 부러워 한숨이 나왔어요.

こいぬのうんちは タンポポが羨ましくてため息が出ました。

“ 그런데 한 가지 꼭 필요한게 있어. ”

「ところでもうひとつ必ず必要なものがあるの。」

 

민들레가 말하면서 강아지똥을 봤어요.

タンポポが 話ながらこいぬのうんちを見ました。

“ ・・・・・・ ”

「・・・・・・」

“ 네가 거름이 돼 줘야 한단다. ”

「あなたが 肥やしにならなければいけないの。」

“ 내가 거름이 되다니? ”

「ボクが 肥やしになるの?」

“ 네 몸뚱이를 고스란히 녹여 내 몸 속으로 들어와야 해.

「うん 身体をそっくりそのまま溶かして 私の身体の中に入ってこなければならなくて。

그래야만 별처럼 고운 꽃이 핀단다. ”

そうしてこそ 星のように美しい花が咲くのよ。」 

 

“ 어머나! 그러니? 정말 고러니? ”

「わーっ!そうなの?本当にそうなの?」

강아지똥은 얼마나 기뻤던지 민들레 싹을 힘껏 껴안아 버렸어요.

こいぬのうんちは どれだけ嬉しかったか タンポポの芽を思いっきり抱きしめてしまいました。

  

비는 사흘동안 내렸어요.

雨は 3日間降りました。

강아지동은 온 몸이 비에 맞아 자디잘게 부서졌어요・・・・・・.

こいぬのうんちは 身体全部が雨と合わさり 細かく潰れました・・・・・・。

부서진 채 땅속으로 스며들어 가 민들레 뿌리로 모여들었어요.

潰れたまま土地に染み込んでいき タンポポの根に集まって来ました。

줄기를 타고 올라가 꽃봉오리를 맺었어요.

茎に乗って上がって行き つぼみを結びました。

 

봄이 한창인 어느날, 민들레 싹은 한 송이 아름다운 꽃을 피웠어요.

春真っ盛りのある日、タンポポの芽は 一輪の花を咲かせました。

향긋한  꽃 냄새가 바람을 타고 퍼져 나갔어요.

香しい花の匂いが 風に乗って漂っていきました。

방긋방긋 웃는 꽃송이엔 귀여운 강아지똥의 눈물겨운 사랑이 가득 어려 있었어요.

ニコニコ笑う花には 可愛いこいぬのうんちの涙ぐましい愛がいっぱいこもっていました。